生い茂る森の詩

考えたことをポツポツと詩や文章にして。

私はかぐや姫

 

満月見上げて 思い出す
故郷の暮らし 喜びを
地球はあまりに 生きづらく
輝く月に帰りたい

 

私はかぐや かぐや姫
月から舞い降り 地球(ここ)にいる
私はかぐや かぐや姫
故郷を捨てて 地球(ここ)にいる

 

悲しいことなどへっちゃらで
何を言われど 傷つかない
地球の男(ひと)など 好きじゃない
だけど 独りは 肩身が狭い

 

私はかぐや かぐや姫
彼女たちとは 土俵がちがう
私はかぐや かぐや姫
月にはフィアンセいるはずよ

 

媚びへつらって生きるのは
地球(ここ)の女の得意技
無知で子供で、すっぴん顔は
地球(ここ)の男の理想像

 

私はかぐや かぐや姫
ここで生きると決めたのだから
私はかぐや かぐや姫
一人で歩むと 覚悟を決めた

 

上手く生きたい 嘆く友
私にそれは わからぬ悩み
幸せ欲しい 叫ぶ友
それはあなたの意志次第

 

あなたはかぐや かぐや姫
つまらぬ男(ひと)など捨てなさい
あなたはかぐや かぐや姫
つれない男(ひと)など諦めなさい

 

 

『私はかぐや姫